2024年1月27日(土) 新春特別講演会を開催します。

新春特別講演会を開催いたします。是非、ご参加ください。
参加のお申込みは「お申込み・問合せ」からお願いいたします。

日時:2024年1月27日(土)開場13時 開演14時
会場:アルカディア市ヶ谷(東京)、サテライト会場(北陸、埼玉)、個人オンライン参加
参加費:講演会は無料、講演会終了後の情報交換会(アルカディア市ヶ谷)は4,000円

講師:森本公誠 師(東大寺長老、東大寺第218世別当・元華厳宗管長、文学博士)

講演の演題:「生ききる ~人生との対話~」

講師紹介:森本公誠長老は東大寺の僧侶であり京都大学で東洋史を専攻、『およそ仏教とは対極にありそうな宗教のようだが、もしその神髄を探れば、かえって仏教の現代的意義を見出すことができるのではないか』(私の履歴書⑥から抜粋)とのお考えからイスラム史の研究を志し、カイロ大学に留学されました。
また、『今は政教分離の考え方が障壁となり、意義は薄れたかに見えるが、少子高齢化、功罪が問われるネット社会、グローバル化による価値観の一元化、国益の名による国家間の確執、国家を横断する過激思想の跋扈等々、複雑多様な世界を見れば、「宗教」が果たすべき現代的役割もあるはずだ。』(私の履歴書①から抜粋)と考えられ活動されてきました。
正に戦後80年ほどたち地球規模の経済成長とともに世界の枠組みの激変、またデジタル化により人と人の関わり方の変化で苦慮する事が多々あります。森本公誠長老が歩まれた道と今後の世界観をお話して頂きます。

講師プロフィール:1934年生 15歳で東大寺に入寺 1957年京都大学文学部卒業 1961年カイロ大学留学 1964年京都大学大学院博士課程修了 1968年京都大学文学博士学位取得 1965年~1998年京都大学文学部非常勤講師 1966年~1978年大阪外国語大学アラビア語科非常勤講師 1975年~2004年東大寺図書館長、東大寺学園常任理事、東大寺財務執事、同教学執事、同執事長・華厳宗々務長、同上院院主・東大寺学園理事長を歴任 2004年~2007年東大寺第218世別当・華厳宗管長 2007年~現在 東大寺長老 2008年神仏霊場会初代会長 2010年~2013年東大寺総合文化センター総長 2015年外務大臣表彰

主な著書:『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店、1975)(日経・経済図書文化賞受賞)、『イブン・ハルドゥーン-人類の知的遺産22』(講談社、1980)、『善財童子 求道の旅-華厳経入法界品・華厳五十五所絵巻より-』(朝日新聞社・東大寺、1988)、『世界に開け華厳の花』(春秋社、2006)(圓山記念文化賞受賞)、『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社、2010)、『イブン・ハルドゥーン』(講談社、2011)、『東大寺のなりたち』(岩波新書、2018)、『東大寺奴婢集団のサバイバル~慈悲につつまれて~』(阿吽社、2021)、『新・善財童子 求道の旅-華厳経入法界品・華厳五十五所絵巻より-』(朝日新聞出版、2023)など。
翻訳書:イブン=ハルドゥーン『歴史序説』全4冊(岩波文庫、2001)、タヌーヒー『イスラム帝国夜話』上下(岩波書店、2016-17)(日本翻訳文化賞受賞)。

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